CEK光サービス工事方法

CEK光サービスの工事について

工事概要

引込線(新規加入時のみ)
  • 引込線は当社で施工します。既設ルートから外れており電柱を新規に立てたり、中部電力パワーグリッドやNTT東日本の電柱に新たに共架が必要な場合、加入申込から施工まで時間を要します。また、他者所有の土地横断が必要な場合は事前に承諾を得ていただきますようお願いいたします。
  • 【支持点について】
    新築、改築の際は支持点を地上高(通常3.0m以上、道路横断が必要な場合は5.0m以上)や、電力線等との離隔(60cm以上)、落雪の恐れがない箇所に設置をお願いします。
【光テレビ契約者】光放送端末(V-ONU)
  • V-ONUは当社で設置します。宅内弱電盤(情報分電盤)もしくは屋外(高さ:1.8m~3.0m)に設置します。屋外設置の場合、分配器までの同軸ケーブルをV-ONU設置場所に出しておいてください。AC100V電源が1口必要です(電通可能な宅内同軸端子を通じての給電も可能です)。
  • 音声告知端末を設置する場合、光放送端末の同軸出力直下にて音声告知系統・テレビ系統の2分配器取付が必要です。音声告知端末設置場所には同軸ケーブル(40cmほど)及びAC100V電源1口が必要です。
  • 同軸ケーブルはS-5C-FB・5C-FBLなどのシールド性が高いケーブルを、分配器等は~3,224MHz対応のものを使用してください。V-ONU設置場所でAC100V給電ができる場合、全端子電流通過(全電通)の分配器は必要ありません。V-ONU設置場所で給電ができない場合、ONU用電源供給器を設置する系統のみ電流通過による配線が必要です。
  • V-ONUからの出力は高出力のため、一般的な戸建住宅(4~6分配程度)においては増幅器(ブースター)は必要ありません。増幅器を設置することにより、逆に受信に支障が出る恐れがあります。その場合は増幅器を取り外させていただきます。大規模施設や集合住宅で分配数が多く受信レベルが低下する場合、70~3,224MHzに対応する増幅器(35dB以上)を使用してください。従前の~770MHz対応増幅器の場合はBS-IF受信(同一周波数による受信)ができなくなり、BS放送視聴のためにCATV用デジタルチューナー(4K STBを除く)が必要となります。
【光NET契約者】光通信端末(D-ONU)
  • V-ONUからD-ONUまでの光回線は当社にて設置します。V-ONU~D-ONU間はφ16mm以上CD管・PF管をご用意ください(配管がない場合は露出配線、また必要に応じて穴あけ工事が必要となります)。AC100V電源1口が必要です。
  • D-ONUは無線LAN機能・ルーター機能を有しておりませんので、必要に応じてご用意ください。
  • 新築、改築の場合、宅内配線LANケーブルは、通信規格の進歩に備えてCat6a以上の規格への対応をお勧めします。
【光でんわ契約者】光電話端末(HGW)
  • HGWは、D-ONUに隣接して設置します。AC100V電源1口が必要です。
  • 新築、改築の場合、HGW設置場所から電話機設置場所までの電話線配線をご用意ください。
その他

宅内弱電盤(情報分電盤)を設置する場合、各機器が収納できる大きさのものをご用意ください。なお、無線LAN親機を宅内弱電盤(情報分電盤)に収納されると電波到達範囲が弱まりますので、設置方法についてはご検討ください。

当社責任分界点
  • CEK光テレビ:引込線~V-ONU出力端子まで
  • CEK光NET:引込線~D-ONUのUNI1 LANポートまで
  • CEK光でんわ:引込線~D-ONU~HGW電話機ポートまで

イメージ図

新築、改築の際の業者向け先行配線詳細は 光エリア施工マニュアル をご参照ください。

CEK光サービス 配線イメージ
  • CEK光テレビを解約される際、CEK契約約款に基づき当社ではアンテナなどの他社サービスへの切り替え作業・設定変更等はいたしません。